Archive for the ‘家族信託’ Category

家族信託できる財産・できない財産|預金・不動産・年金・保険を整理

2026-08-01

親御様の認知症対策として家族信託を検討するとき、「どの財産を家族信託に入れられるのか」は非常に重要な問題です。

自宅や預貯金は家族信託できると聞いたことがあっても、

「年金も子どもが管理できるのか」

「生命保険も家族信託に入れられるのか」

「株式や投資信託はどうなるのか」

と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

家族信託では、金銭的な価値を持つ財産であれば、幅広い財産を対象にできると考えられています。

しかし、法律上そもそも信託できない財産や、法律上は信託できる財産であっても、金融機関や保険会社の実務上、そのまま信託することが難しい場合があります。

法務省も、金銭や不動産だけでなく、有価証券など幅広い財産を信託財産にできると案内しています。(法務省のホームページはこちら

この記事では、家族信託できる財産とできない財産について、預貯金、不動産、年金、生命保険などに分けて分かりやすく解説します。 (さらに…)

親が認知症になってからでも家族信託はできる?判断能力の目安を解説

2026-07-19

親御様の認知症対策として家族信託を検討している方から、

「親が認知症と診断されてしまったけれど、まだ家族信託はできるのでしょうか?」

というご相談をいただくことがよくあります。

認知症は誰にでも起こり得るものであり、「もっと早く相談しておけばよかった」と後悔されるご家族も少なくありません。

結論から申し上げると、認知症と診断されたからといって、直ちに家族信託ができなくなるわけではありません。

一方で、家族信託は本人の「判断能力」があることを前提とした契約です。

認知症が進行し、ご本人が契約内容を理解できない状態になると、新たに家族信託を始めることは難しくなります。

つまり、「認知症かどうか」ではなく、「契約内容を理解し、自分の意思で契約できる状態かどうか」が重要になります。

この記事では、家族信託と判断能力の関係、認知症の進行段階ごとの考え方、家族信託が難しい場合の対応方法まで、司法書士が分かりやすく解説します。 (さらに…)

家族信託はやめたほうがいい?後悔しやすいケースと失敗を防ぐ方法

2026-07-19

皆さんが家族信託について調べていると、

「家族信託はやめたほうがいい」

「家族信託は危険」

「契約して後悔した」

といった記事や口コミを目にすることがあるかもしれません。

親御様の認知症対策を考え始めた方にとっては、

「本当に家族信託を利用して大丈夫なのだろうか」

「あとで後悔しないだろうか」

と不安になるのも無理はありません。

結論から申し上げると、家族信託は決して「やめたほうがよい制度」ではありません。

家族信託は、認知症による資産凍結を防ぎ、親御様の財産を適切に管理するための有効な制度です。(家族信託については、こちらの記事をご覧ください。)

一方で、ご家庭の状況に合わないまま契約したり、契約内容を十分に検討しなかったりすると、「思っていたことができなかった」「別の制度を選んだ方が良かった」と後悔する可能性があります。

すなわち、問題なのは家族信託という制度そのものではなく、制度の特徴を十分に理解しないまま契約してしまうことです。

この記事では、家族信託が「やめたほうがいい」と言われる理由や、実際に後悔しやすいケース、失敗しないためのポイントについて、司法書士の視点から分かりやすく解説します。 (さらに…)

自宅やアパートが使えなくなる前に|認知症による資産凍結を防ぐ家族信託の使い方

2026-07-19

「父親が持っている自宅やアパートは、父親の具合が悪くなったら、どう管理していけばいいのだろう」

親御様が自宅やアパートなどの不動産を所有している場合、認知症への備えは「介護の問題」だけではありません。

親御様の判断能力が低下すると、親子であっても、子どもが代わりに自宅を売却したり、アパートの大規模修繕や建て替えを決めたりすることはできません。

その結果、介護施設への入所費用を準備するために実家を売りたいのに売却できない、老朽化したアパートを修繕できず賃貸経営に支障が出る、といった問題が起こることがあります。

このように、財産を所有していても、必要なときに管理や処分ができなくなる状態を「資産凍結」と呼ぶことがあります。

この記事では、親御様が認知症になった場合に、自宅やアパートにどのような問題が起こるのかを解説します。

そのうえで、親御様が元気なうちに家族信託を利用することで、どのような備えができるのかを分かりやすくご紹介します。 (さらに…)

家族信託のメリット・デメリット|向いている家庭と向いていない家庭

2026-07-12

近年、親御様の認知症に備える方法として「家族信託」という言葉を耳にする機会が増えています。

家族信託には、親御様が認知症になった後も、ご家族が預貯金や不動産を管理しやすくなるというメリットがあります。

一方で、契約時に費用がかかることや、家族信託だけでは対応できない手続きがあることなど、事前に理解しておきたいデメリットもあります。

家族信託は便利な仕組みですが、すべてのご家庭に必要な制度ではありません。

この記事では、家族信託のメリットとデメリットを整理したうえで、どのようなご家庭に向いているのか、反対にどのような場合には別の制度を検討すべきなのかを分かりやすく解説します。

「親が元気なうちに認知症対策を考えたい」「家族信託がわが家に必要なのか判断したい」という方は、ぜひ参考にしてください。 (さらに…)

家族信託の費用はいくら?司法書士報酬・公証人手数料・登記費用の相場を解説

2026-07-11

「親が認知症になる前に家族信託を考えたい。ただ、どのくらいの費用がかかるのか分からず、決断できない」

このように、家族信託の必要性は感じていても、料金の部分で検討が止まっている方は少なくありません。

家族信託にかかる費用は、預貯金だけを管理するのか、自宅や賃貸不動産も含めるのか、親が亡くなった後に財産をどのように引き継ぐのかによって変わります。

この記事では、家族信託に必要な司法書士報酬、公証人手数料、登記費用などを分けて説明し、財産内容ごとの総額を具体的に解説します。

※本記事に記載する金額や制度は、令和8年7月時点のものです。 (さらに…)

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